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IJET-25に参加しました。

なんと3カ月ぶりの更新になってしまいました。いよいよ季刊化か!?


さぼっていた間のことはとりあえず次回にまわさせていただくこととして、いつもいつも遅れ気味のレポートなのですが、今回は先週末参加したIJET-25について書いてみようかと思います。

ワタクシは、20日(金)のJAT Pharmaの分科会に朝から夕方まで参加し、21日~22日の当日もJAT Pharmaのセッションを中心に参加いたしました。どのセッションも学ぶところの多い有意義な時間でしたが、特に印象に残っているものをいくつかピックアップしてみようと思います。

★1日目 「毎日続ける医学英語学習法」
第一線でご活躍中の通訳者であり、東京外大の医療外国語講座の講師も務めていらっしゃる石井浩子先生のセッションです。
この東京外大の講座の受講生が、講座修了後に「医学英語勉強会」を立ち上げていらっしゃるのですが、前日の分科会ではこの勉強会の主催者と参加者の方による勉強会の紹介もありました。

石井先生からはこの勉強会の紹介のほかに、海外ドラマ(Grey's AnatomyやDr.House等)を使ったシャドウイングなど具体的な勉強法のお話がありました。「とにかく毎日聞いて、声に出して筋肉に覚えさせる。頭で覚えるというよりは筋肉に覚えさせる。筋トレする感じです。私も毎日2時間やっています」とおっしゃっていました。

「筋トレ」という言葉は翻訳者さんの間でも時々耳にしますけれども、たぶん、今のワタクシに足りないのはこの「筋トレ」のような毎日毎日の地道な練習の積み重ねだな…と改めて痛感いたしました。。第一線で活躍されている方でも毎日2時間努力していらっしゃる…。もう、本当に頭が下がるというか、なんだか自分が恥ずかしくなってしまいました。ワタクシも筋トレに励まねば。


★2日目「Translating Complex Japanese Sentences into Clear, Accurate English, Using Examples from the Pharma Field」

このセッションの講師であるTony Atkinsonさんは、JAT Pharmaの分科会でも動詞の時制や冠詞に関する話をしてくださいましたが、どれもこれも実践的で非常に勉強になりました。このセッションでは、少々難解な日本語原文をその場で英訳する演習がありまして、PCも辞書もない環境で中途半端な訳文しか書けなかったことがなんとも残念でしたが、お隣に座っていた英語ネイティブの方とあーだこーだとお話しながら訳文を作り上げていく過程は非常におもしろく、刺激的でもありました。

これまでずっと、「英訳となると結局は英語ネイティブの方にはかなわない」という気持ちがワタクシの心のどこかにずっとありまして、特に最近は「英訳からは手をひこうかしら」と思うぐらい「英訳アレルギー」気味になっておりました。
 しかし、確かに「最後の仕上げ力」、つまり英文としてきっちり完成させる力はかなわないと思うのですが、この分野独特のあの奇々怪々な日本語原文を正しく読み解き(日本人でも難儀するところ)、正確に、余すところなく英文にするということはネイティブの方にとっても決して簡単なことではなく、まず日本語原文を(英語じゃないですよ)正しく理解する力をつけ、正確で、簡潔かつわかりやすい英語を書くテクニックをしっかり自分のものにすれば、我々日本人にも十分に活躍できる場がきっとある、とこの講座を受けて思いました。なんだか少し前向きな気分になってきましたよ…。

今回のように日本語ネイティブ、英語ネイティブの双方がそろって勉強したり、それぞれの視点から意見を交換したりできる機会がもっとあるといいなぁ、と思います。そういう意味では、このJAT Pharmaというのは貴重な存在だな、とも感じました。


長くなってきたので、最後にほんの少しだけ。
2日目の最後には「21世紀に求められる翻訳者の資質とは?」というセッションがありまして、津田塾大学の教授である高橋裕子先生から「津田塾大学ライティングセンター」のお話をお聞きしました。ライティングセンターは「書く力」を培うための場であり、書くことを通してキャリア支援を行う場でもあるそうです(かなりはしょってますが)。
内容は省略しますが、とにかくワタクシ、高橋先生のお話を聞き、「もっともっと書かねば。そして読んでもらわねば」と感じました。そして、「母語をもっと鍛えなければ」と決意を新たにして、長かった3日間を締めくくったのでした。


やることがたくさんできましたね…。
そうそう、今回は英語ネイティブの方もたくさんいらっしゃいましたので、英語を話さなければならない場もありました(といっても、みなさん日本語お上手なんですけどね)。普段の生活で英語を話すことはほとんどないので、もう英語が口から出ないこと出ないこと(笑)。翻訳する上でスピーキングの能力を問われることはありませんが、もっとトータルで英語力の底上げを図りたいわ、とも思いました。

整理整頓して、まずはワタクシも筋トレメニューを考えてみることにいたします。





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プロフィール

komako

Author:komako
翻訳会社でオンサイト翻訳者として数年勤務した後、東京を離れたことをきっかけにフリーランスとして2013年に新しいスタートを切りました。2人の子供(6歳、4歳)の相手をしつつ、試行錯誤の毎日を送っています。

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