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オープンスクール「品質アップの英文推敲テクニック」

先週末、サンフレアのオープンスクールで遠田和子先生の「品質アップの英文推敲テクニック」に参加してきました。これまでに複数の翻訳者の方々から遠田先生の授業の評判を聞いており、一度受けてみたいと思っていたのですが、日程などの都合でこれまでなかなか機会に恵まれませんでした。
そんなことで、今回、オープンスクールのスケジュールが出た時に「おぉっ、ようやく!」と思いまして、ワタクシ、速攻で申し込みいたしました。

セミナーの内容については、とてもわかりやすくまとめてくださっているブログ記事がこちらにありますので、ぜひ参照してみてくださいませ→ http://www.kambayashi.net/2014/03/blog-post.html (…といって、内容の説明を省略する手抜き…。なかなか終わってすぐには書けないぐーたらなもので…。)

ということで、以下、自分の仕事と照らし合わせた上での感想を。

英訳のお仕事では、ネイティブチェック後の赤入り原稿を見ることができる機会も多いのですが、これまでに「赤い修正」がひとつも入らなかった完璧な原稿を書けたことは残念ながらなく、いつもちょこちょこ(時には大量に)修正された原稿が戻ってきます。数カ月前から自分のミスの傾向を把握・分析するために、修正が入った文をちょっとしたリストにしていますが(リストにしているだけでまだ分析できてませんが)、冠詞や単複のミスに続いて、修飾語(句)の位置の修正も意外と多いな…とずっと思っていました。
遠田先生が、「自分ではここを正しく修飾している『つもり』でも、他の人が読むと何通りかに解釈が可能な文になっていることが多い」というお話をしてくださいましたが、まさにこの状況がワタシの英文にも時々(頻繁に?)起きているということなんですね。
文章が長くなればなるほど、修飾句の位置って難しいなぁ、と思うのですが、修飾するものとされるものをできるだけ近づける、という大原則をもう一度しつこく頭にインプットしないとだめだわ、と思いました。
あと、なんでも前置詞使ってつなげるのを避けて、できるだけ前置詞を使わない文を書いてみましょう、ともおっしゃっていました。(ただでさえ日本人は前置詞も苦手だし、前置詞を使えば自然と名詞を使うことになるので、必然的に苦手な冠詞を使わなければいけなくなる)。なるほどなるほど…。あぁ『そのつもり』、撲滅せねば。


今回、学びポイントはたくさんあったのですが、一番痛感したことは「もっとアクティブボキャブラリーを増やさないといけないなぁ」ということでした。
先生は、セミナーの中で「getやmakeのように他の語とくっつかないとはっきりと意味が伝わらないような弱い動詞ではなく、動詞1語だけで詳細な状況(動作)がはっきりと伝わるような強い動詞を使うこと」を繰り返しお話されていました。
例えば、(以下の例文はサンフレアアカデミーの遠田先生の講座の紹介文の中で公開されているものですので、こちらにも引用させていただきました)
「株価が急激に下がっている」という英訳では、

Stock prices have declined sharply. 

でも間違えではないけれど、

Stock prices have plunged.

とすることで、少ない語数で力強い英文が書ける、というわけです。


私だったら、「急激に下がっている」という原文を見たら、たぶん私の頭の中で「急激に→sharply、下がって…→decline…」とほぼ自動的に変換され、そしてそのまま書いてしまう可能性が高いかも…(汗)。
plungeという単語は知っているし意味もわかるけど、この原文を読んですぐに「これだ」と思い浮かべることができるかと問われると少々疑問です…。

ワタクシ、和訳の時は「他にもっとふさわしい言い方はないかしら」とマメに辞書をひくようにしていますが、英訳の時は、こうやって「自動的に頭に浮かんできた語」を並べてしまっていて「辞書をひくこと」がおろそかになっているかもしれない、と猛省しました(もちろんひくんですよ。でも和訳の時と比べると辞書を参照する頻度が少ないような気がします。フレーズ検索やコーパスの参照は多いですが…)。
遠田先生は、ボキャブラリーを増やし、1つ1つの語の具体的な意味をきちんと把握して実際に使えるようにすることの重要性をお話ししてくださいましたが、翻訳の仕事って辞書を引きながらできるせいか、ワタクシ、ついつい「ボキャブラリーを増やす」ということがかなり後回しになっていることを痛感いたしました。「知っている」レベルではなく、思い浮かべることができ、実際に使えるレベルの語をもっと増やすことを意識していかなければだめですね。


いやぁ、課題はいっぱいだ。
でも課題が明確になったことはありがたいことです。とても有意義な時間でした。
あー、他にも書きたいことがあったけど、一言だけにしよう。


「英文を評価する時の指針を持つ(by 遠田先生)」→「エージェントさんやクライアントさんから『忠実に訳してない』というつっこみが入った時でも、『この文は、これこれこういう理由でこういう英文になっているのですよ』と明確に理由を説明できるだけの指針を自分の中に持つ」。


さー、今日ももう一息がんばります。




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komako

Author:komako
翻訳会社でオンサイト翻訳者として数年勤務した後、東京を離れたことをきっかけにフリーランスとして2013年に新しいスタートを切りました。2人の子供(6歳、4歳)の相手をしつつ、試行錯誤の毎日を送っています。

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